
今はやんでいます。
今、僕の周りは積雪が2メートルくらいあります。
さて僕は今、東区にあります、モエレ沼公園に来ています。
ここは、芸術家のイサムノグチさんが、子供たちが自然を楽しめるように、
公園全体をひとつのモニュメントとしてデザインし、
札幌市が作ってきました。
この中に、この公園を象徴するガラスのピラミッドがあります。
このガラスのピラミッドは、高さ32メートル、
底辺51メートルのピラミッド型のアトリウムとなっているんですね。
しかし、ガラスでできている為、
夏には温室のような高温になるんですね。
地球温暖化防止が求められる中、
この冷房を電気や化石エネルギーに頼る訳にはいかないのが現状です。
そこでこのピラミッドでは、外の空気、
雪という自然の熱エネルギーを有効に利用した空調システムを採用しました。
これは公園敷地内の雪を貯蔵庫に蓄え、
アトリウムの冷房を「熱交換冷水循環方式」で行うものなんです。
ピラミッド内の暖かい空気を熱交換器で水を暖め、雪に散水します。
解けた雪は約6度。この水を融水水槽に貯めて、また熱交換器に戻します。
この冷たい水を送風し、館内の冷房にするというシステムなんです。
これによって冷温水器の負担を軽減して、
地球温暖化防止に役立てていこうという訳なんですね。
まさに、北海道ならではの雪の利用法と言えるのではないでしょうか。

