
今日は滋賀、琵琶湖の水郷と環境にも大きな影響を与える植物「葦」について
レポートします。
琵琶湖のまわりには、内湖と呼ばれる小さな湖が点在し、近江八幡市にある「西の湖」もそのひとつで、その周辺にある水郷は、この季節、屋形船に乗ってのんびりとした時間を楽しむ観光客で賑わいます。
その水郷の両岸に茂るのが「葦」という植物で、魚や水鳥の貴重な産卵や生息の場所でもあります。琵琶湖の富栄養化を促進する、リンや窒素を吸収しながら成長するので、琵琶湖の水を新鮮に保つ作用があります。
この「葦」は冬場に刈り取ることによって春に新芽が出て成長します、その成長過程で水を浄化する作用がありますが、しかし生活様式の変化から、葦の刈り取りが減り、葦原自体が減少しています。
また、葦の生息地帯である内湖の面積も大幅に減少しています。
そこで最近では、葦原を再生するために、葦を植えるとともに、
様々な保全活動が行われています。
さらに刈り取った葦の利用価値を高めるために、従来からあるよしずやよし紙のほか、よし茶、よしちまき、よしゼリーなどの製品化も行われています。
e-radioも名刺は葦を含んだ紙を使っています。
観光地の景観を彩り、自然環境にもたいへんやさしい植物「葦」。
滋賀に住む、私たちが残していかなければならないものだと思っています。

