
今日は、鹿児島から、自治体が産官学で作り出した、レンガについてご紹介します。名前は「川辺エコレンガ」といい、にこにこマークのような顔が描かれたレンガもあり、現在、県内各地の小中学校や商業施設などでみかけることができます。このエコレンガの開発に取り組んだのは、鹿児島県川辺町です。毎日の生活から出るごみ。処分方法や処分地など緊急課題になっている自治体も多いはずです。川辺町では、鹿児島市内の企業と鹿児島大学とプロジェクトを立ち上げ、ごみの焼却灰に含まれているダイオキシンを害のない状態にさせる実験に成功し、化学反応を利用して害のない焼却灰を再利用したエコレンガを共同で開発しました。2002年には、環境省からこのかわなべエコレンガの技術が承認され、おととし、国内初の化学反応を利用した、ダイオキシン無害化施設を建設し、現在1日1.5トンのごみを処理しています。その施設ででた灰を利用した、このエコレンガは、焼却灰の埋め立て処分費などを減らすことができ、財政負担を減らすなどのメリットもあげられています。この他、耐久性やクッション性に優れているので、歩行者の負担も少なく、これからの高齢化社会にも役立つものだと思います。