
新宿御苑は東京の真ん中、渋谷区と新宿区にまたがり、広さ58ヘクタールという広大な敷地を持つ公園です。来年2006年には開苑100周年を迎えます。これを機会に、環境省は、新宿御苑を「環境の杜」にする構想を発表しました。
例えば、来場者がいつでも自然環境を学べる 「自然塾」の開講。その他、日本全体でおよそ4分の1が絶滅の危機に瀕している野生植物を守るための「保護・増殖センター」の設置などが予定されていて、新たな国民公園として再出発する予定です。
たくさんの緑に囲まれている新宿御苑は、 都心の市街地に比べて気温が1度から2度も低いんです。公園の冷気で周囲200メートルが涼しくなっています。そこで、近くのビルの屋上や道路などにも緑を増やして、この冷たい空気をさらに外に広げていこう、という実験も始まっています。
都心の中心部は、気温が上昇するヒートアイランド現象に 悩まされていますが、近い将来、この新宿御苑からスタートした取り組みが解決してくれるかもしれませんね。

