
このうち、女郎花(おみなえし)、桔梗(ききょう)は、数が少なく
徳島県版レッドデータブックでは絶滅危ぐ種に指定されています。
そこで、貴重な植物で地域を彩ろうと、
徳島県佐那河内村の住民団体・大川原せーびんぐネットワークが
去年から増殖活動をはじめています。
徳島県佐那河内村(さなごうちそん)は、徳島市に隣接する
四方を山に囲まれた、山あいの村です。
徳島県版レッドデータブックでは、オミナエシは
絶滅の危機にひんしている「絶滅危ぐ?類」、
キキョウは絶滅の危機が増大している「絶滅危ぐ?類」に指定されています。
活動を行っている「大川原せーびんぐネットワーク」では、
花の栽培経験が豊富な村内の内藤昭文さん(77)に依頼して
苗を育ててもらっています。
去年は同じ種類の苗1400株を、地域内に植えました。
花の咲く8月下旬から、苗が花を付け始めています。
このほど村役場前で行われた苗の配布では、計2000株を住民に配布しました。
会場には、活動を支援している住民が次々と訪れ、数10株単位で持ち帰りました。
住民は、村内の道路沿いや集会所などに植えて育てていますので、
8月下旬から10月にかけて花を楽しめます。
花の苗の配布会場を訪れた人たちは
「活動を通じて少しでも自然を取り戻したい」と話していました。

