
リアス式海岸の志摩半島には無人島もたくさんあります。そんな手付かずの自然を肌で感じてもらおうと、修学旅行生を対象に離島ツアーを続けている「海島遊民クラブ」というのが伊勢市にあります。これは鳥羽市内の旅館「海月(かいげつ)」のおかみさん、江崎貴久さんを始めとした4人で設立されました。無人島の磯で生き物の観察会を行うツアーなどを企画し、去年は大阪方面の修学旅行生約1800人が参加しました。
ツアーでは生き物を観察するだけで持ち帰りは厳禁です。参加人数も一般の場合は1回30人未満に抑え、自然保護に配慮しています。そしてこの「海島遊民クラブ」は今年の1月に環境省主催の「第2回エコツーリズム大賞」の特別賞に選ばれ、「漁業と連携するなど地域との協調性を高め、資源保全に取り組み、地産地消など経済効果も高めた」と高く評価されました。
江崎さんは「私たちの理念が間違っていなかったと、自信を持つことができました。これからも多くの人に島を散策してもらい様々な風景や生き物に出会って欲しい」と話しています。

