
活動拠点である「ぬちゆるやー」(命の集まる家)は文字通り、生きものと身近にある自然、命が集まる家です。「ぬちゆるやー」は、述べ床面積40坪。高低差10m、4棟の建物に15の段差空間がある高床式の木造住宅。つまりバリアフリー全盛の中、あえて「アンチバリアフリー」の建物で生活しているんです。
その理由を後藤さんは「建物を建てる場所の生き物とその地形を守りたかったから」というのです。つまり、本来自然の中にまっすぐな場所はなく、それを人間の都合で平らにして家を建てると、そこに住む生態系を壊してしまう。しかし、土の中にいる微生物にも思いを馳せ、自然の営みに身をゆだねた生活することで、心が落ち着き、生き物や食べ物を大事にする心が育まれるというんです。
後藤さんのアンチバリアフリー生活が、「本来の心のバリアフリーに結びつく」という考え方に触れることができました。


