
ベッコウトンボは、体長が約4センチ、羽を広げると約6センチぐらいの大きさの中型のトンボで、羽の3カ所にべっこう色の三角の模様があるのが特徴です。
大分県には、ベッコウトンボの他に、91種ものトンボが生息しているんですが、ベッコウトンボが生息しているのは、比較的浅い、中津市にある、野依新池(のよりしんいけ)です。
地元のNPO法人・大分トンボの会の調査によりますと、3月29日に成虫7匹、更に31日には、約50匹を確認しました。
羽化は、例年4月上旬からなんですが、今シーズンは、昨年より8日早く、3月中の成虫確認は初めてだそうです。これは暖冬の影響で、池の水温も比較的高めだったことなどで羽化が早まっていると会の方は、考えています。
ベッコウトンボの羽化は、来月中旬まで続きますが、成虫の寿命は約1カ月、たくさん観察できるのは5月中です。大分トンボの会では、5月6日(水)午前10時から中津市・野依新池で観察会を予定しています。
誰でも参加できますので、ぜひ、ラジオの前のあなたもベッコウトンボを自分の目で確かめてみてください!
※ベッコウトンボは、環境省レッドデータブック絶滅危惧種1類に指定されていて、種の保存法により捕獲・採集が原則として禁止されています。
1000匹以上の発生が見られるのは、九州ではこの野依新池と鹿児島県薩摩川内市の藺(い)牟田池だけだそうです。
●写真上・・・成熟オス:成熟して体色が黒くなるのはオスだけです。
●写真中・・・未熟オス
●写真下・・・未熟メス
写真提供「NPO法人・大分トンボの会」


