
かつて広葉樹の豊かな森からは植物プランクトンや海草の生育に大切な鉄イオンが川から海へと供給されていたのです。人間が環境を変化させたために不足してしまった鉄イオンを海に与えよう・・・藻場を再生させ海をCO2の吸収場所にしたい。
宇部市に住む杉本幹夫さんは永年の研究の末、鉄と炭などで鉄炭団子(てったんだんご)を生み出しました。これぞまさに海のカンフル剤。
その考えを元に、山口県立水産高校では2006年から鉄炭団子を使った実証実験を行っています。地元の方々の協力で回収した使い捨てカイロなどを原料に作成。「てっかいくん」と名づけた鉄炭団子は70〜80g。
この活動には地元小学校のこども達もたくさん参加してきました。
水深の浅い海域に設置する作業ではカヌーも活躍します。
4月30日には、長門市立向津具(むかつく)小学校で環境授業がありみんなで鉄炭団子を作りました。今月(5月)15日にはビーチクリーン活動の一環で地元の海に鉄炭団子を設置する予定。
子供たちには海と山の見えないつながりや、藻場の大切さなどたくさんのことを学んでほしいものですし、この活動で豊かな海が取り戻せるといいですね!


