
小鹿田焼(おんたやき)は、今から300年以上前の1705年に開窯し、伝統の文化や製法を約10軒の窯元の人々が一子相伝で守り続けています。
平成7年に国の重要無形文化財の指定を受け、日本を代表する民芸品として海外からも注目されているんです。
また、2008年3月には地区全体が「小鹿田焼の里」として重要文化的景観に選定されています。
小鹿田焼は、使い込むほどに色や風合いが増してくる味のある器で、貴重な民芸品です。
昔ながらの作り方をしている生産工程で特徴的なのが、水力を利用しているということ。
里に流れる川に設置されたいくつもの唐臼(からうす)は、水の流れを利用して「ししおどし」の要領でキネが陶土を砕くというアナログな道具です。
そこからは、一定のリズムで心地よい音が響いてきます。
この唐臼のように、昔ながらの作り方を守り続ける小鹿田焼。
唐臼の音には、自然と共に生きる人々の生き方が、詰まっているように感じます。


