
7月の初旬になると県内の各紅花産地で、紅花に親しめる催し、紅花まつりがおこなわれています。今回は天童市の紅花畑で、紅花染めの先生が作業されている様子を音風景として紹介しました。
このあたりは松尾芭蕉が「まゆはきを俤(おもかげ)にして紅粉(べに)の花」と呼んだ場所です。摘み取った紅花は白粉をはらうまゆはきに確かに似ています。(今でいうメイクブラシ?)
紅花にはとげがあるので、摘み取るには放送時間と同じぐらいの朝露が残る時間帯が柔らかくて適しているそうで、この日も早朝から紅花摘み体験をされる方が何人もいらっしゃっていました。
紅花染めは普通ピンク色になりますが、今回は刷り初めという特殊な染め方を披露して頂きました。摘んだばかりの花弁をもみこんで型紙、布に直接刷りこんでいくのです。紅花の本来の見た目に近い、黄色と赤の混じった非常に鮮やかなオレンジの色を出すことが出来るんです。
取材した私も、鳥や虫の音と紅花の美しさになんとも心地いい朝を過ごすことができました。


