
先月10日、JR岡山駅前広場に、巨大なドーム型の流木オブジェがお目見えしました。その名も『ひょっこり鬼ヶ島』。おとぎ話・桃太郎の伝説地である岡山らしい、ユニークな名前です。
岡山県出身の立体造形作家の岡部玄さんと県内の大学生ボランティアらによって、8日間かけて造られたこのオブジェ。大きさは、縦7m 横11m 高さ5m。使われている流木は、全国各地から集められたものです。その数なんと約600本!大きさや形をそのまま生かしながら、針金を使って固定し、築かれています。
外からはもちろん、中からも鑑賞できるように入り口が造られています。内部に入って流木の隙間から外を覗くと、普段の駅前が違って見えて面白いです!
このオブジェは、今月30日から来月7日まで開催される文化の祭典「国民文化祭・おかやま2010」をPRし、駅や駅周辺利用者らを楽しませてくれています。
このオブジェを囲んでいる塀に、小学生が絵を描くというイベントもあり、森からの恵みとも言える「流木」がアート作品となり、人々の五感を楽しませています。


