
「おがくず」を攪拌して、微生物の働きで有機肥料に分解するバイオ方式のトイレ。場所は、かつて銀の採掘が行われていた仙ノ山(標高537m)の頂上付近「石銀(いしがね)地区」です。
観光で訪れた人から、これまで石銀地区に「トイレが欲しい」という話はでていました。
ただ、この遺跡は何百年も「自然との共生」を実践してきたエコな鉱山なので、現代人の私たちが簡単に人工物を建てて「環境に負荷をかけて」いいのか…?
少し説明になりますが、江戸時代(ピーク時)、石見銀山をはじめとする日本の銀は全世界の流通量の「1/3」にも達しました… にも拘わらず、採掘から精錬まで、すべて手作業!必要な木材燃料のため、森林の植樹も欠かさなかった。
「開発」と「環境保全」を絶妙のバランスで両立させた、世界に誇る価値がある場所なのです。
この度できた「仙ノ山」のエコトイレは、先人の努力に充分に報いるトイレではないでしょうか?なお使えるのは今月下旬頃からの予定。
でも、できれば…麓ですませてから登ってもらいたいですけどね!(問)TEL:0854-82-1600
※写真提供:大田市教育委員会石見銀山課


