
北上市江釣子地区は昔から湧き水が多く、その流れ落ちる音が鈴の音に聞えることから「清水(すず)」と呼ばれ、地元の人々に親しまれてきました。
その数は現在数えられているだけで72ヶ所。
そんな江釣子地区の中でも、多くの湧き水や古墳を見ることができる「江釣子すずの郷」を歩いてみると、断層に沿って流れる水路で、農家の人たちが芹を洗う光景に出会えます。
水路に設置された風よけのビニールハウスを覗いてみると、農家の主婦が集まって楽しそうに芹を洗っています。
芹はこれからの季節、鍋料理に欠かせない逸品です。
お正月にはお吸い物などにも使われ、その香りで春を演出します。
最高気温が5度から10度のこの時期、この湧き水が流れる水路に手を入れてみると、とても暖かく、ビニースハウス内はちょっとした社交場でもあり、農家の皆さんの声もはずみます。
「江釣子すずの郷」の芹洗いは年末の風物詩となっています。


