
ワフ35000系の緩急車というんです。
この車両は・住職の清原瑞美(きよはらよしみ)さんが知人から譲り受けたもので、去年7月に現在地に運び込まれてから、修復と改造を行ってきました。
有名な建築家が「車掌車は災害時にも安全な住みかだ」とテレビ番組で話していたため、いつかは手に入れたいと考えていた清原住職、倉庫代わりになっていたこの車両の車掌室部分は、仕事用のデスクや椅子はもちろん、作りつけのダルマストーブまでも修復し、現役時代に近づけるよう再生しました。
一方、貨物室部分は畳を敷き、重い鉄の引き戸の内側にはアルミサッシや障子まで入れて、茶室に生まれ変わらせました。
自分でできるところは自力で・・・そして溶接や建具の加工などは専門家に任せたそうですが、全体の印象は極力、国鉄時代の車両のイメージを残したということです。
清原住職は古いものをコレクションするのではなく、整備して「完動品」として使うことが大切だといいます。
まだ、修復・改造作業は完了していないそうですが、完成後は友人知人はもちろん、地域の人たちにも使ってもらいたいということでした。
※画像上から
(1)外観・・雨の吹き込み対策でひさしが追加されている。車輪はありません。
(2)「車掌室」部分は当時に近い形に再生
(3)「茶室」と清原住職
(4)現役時代の同型の車両(撮影瀧裕司・昭和48年頃)


