
東日本大震災による影響は動物にも及んでいます。
福島県いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」では、停電によって水槽の温度の維持できず、これまでに750種類、約20万匹の魚が命を落としました。
そんな中、少しでも命を助けようと、「アクアマリンふくしま」ではいわき市から関東の水族館へ、海の生き物たちを移しています。
「葛西臨海水族園」には、ギンザメやアメリカカブトガニ、オウムガイなど。
千葉県の「鴨川シーワールド」には、セイウチ、トド、ゴマフアザラシなどが移されました。
ちなみに、「鴨川シーワールド」に移されたゴマフアザラシの「クララ」は、今月7日に子供を出産しています。
そしてここ、上野動物公園では、「アクアマリンふくしま」からやってきたユーラシアカワウソの「ドナウ」と「チロル」が保護されています。
それぞれ検疫を終えていて、こちらに移ってから約2週間になります。
スタッフの方に伺ったところ、飼育部屋で2匹とも元気に暮らしていますが、まだ新しい環境に慣れていないため、お客さんの見える場所へは出していないとのこと。
今後、「ドナウ」と「チロル」の様子に合わせて、お客さんに見せていきたい、とのことでした。
上野動物園と言えば、今はパンダ一色ですが、いわき市からやってきたカワウソたちが元気に泳ぐ姿を、楽しみに待ちたいと思います。


