
島根県立短期大学松江キャンパスには、一般の方でも絵本を借りることができる「おはなしレストランライブラリー」という絵本専門の図書館があります。
ここの責任者の岩田英作教授らが、「おはなしレストランライブラリーでも何かできないか?」と考えていたところ、「西日本から子供たちに本を届けようネットワーク」というのがあると知り、この一つの拠点として行うことを決めました。
絵本の提供を呼び掛けたところ、学内だけでなく、一般の方から多くの本が持ち込まれました。80歳代のご夫婦が3時間かけて本を持ってこられたり、手紙を添えられる方、この本を送って欲しいと新品の本を一冊抱えて持ってこられたりと、被災地に対するみんなの想いに感動したと、岩田教授はおっしゃっていました。
5月6日に、集まった本約3200冊のうち、2200冊を贈ったときは段ボール箱45箱になりました。スタッフとボランティアの学生は、「被災地の方に喜んでもらいたい、みんなの想いが届くのが楽しみ」と、楽しく箱詰めをしたということです。この本は仙台のNPO地球の楽好(がっこう)に一度送られ、そこで各避難所に分けて送られます。
岩田教授は「絵本を通して親子のつながりや、人と人との絆を深めて欲しい。少しでもホッとする時を過ごしてもらえたら」とおっしゃっていました。
この取り組みは、被災地のニーズがある限りは続けていきたいということです。


