
堀川は、洪水対策として、また運河として、江戸時代から明治時代のおよそ180年をかけて掘られた、全長12kmの人口の川です。固い岩盤をノミで削った痕が至る所に見られ、当時の苦労が伝わってきます。
石炭がエネルギーの中心だった頃は年間10万隻もの船が石炭を運びましたが、鉄道網が整備されてからは、不法投棄が目立つようになり、悪臭もするようになりました。
人々の願いと努力が形となった川がこのままではいけないと、現在、様々な取り組みが行われています。
その一つが、ペットボトル風車です。
9月から10月にかけて、近隣の小学校12校の生徒が作った使用済みペットボトルの風車、およそ1200個が堀川の橋の欄干を彩ります。勢い良くまわる、カラフルな風車は堀川の再生を願う人々がいることを教えてくれます。
来月2日には毎年恒例の一斉清掃も行われ、地域住民、学生、ボランティアなどおよそ400名が集います。
堀川は本来の役目を終えていますが、その川に込められた願い、ドラマを知る事は、地域を大切に思うきっかけや、モノを大切にする気持ちを育んでくれます。


