
練馬区立美術館では、美術館としては異例の方法でこの夏の節電に役立ってくれました。
それは、展示物の照明をLEDにしたことなんです。これは都内では初の試みです。
これまでのLEDは、光りの質の問題で、美術品の照明にはむかなかったのですが、今回導入されたLED照明は、赤、緑、青、白の4色を組み合わせることによって、自然光に近い光になっています。
この光は、透明感があって、よりクールに作品の隅々まで透き通るようによく見えますから、作品本来の色を表現することが出来るんです。
しかも、作品に合わせてリモコンで手軽に色合いを調整することも可能です。
もちろん、消費電力もハロゲンライトの1/4、CO2の排出量も1/4。
寿命も4万時間で、10倍以上あります。
ただ、メリットは、これだけではありません。
ハロゲンライトは発熱量が多くて、蛍光灯は紫外線量が多いため、美術作品保護ということでは、最適だったワケではないんですが、LED照明は、発熱や紫外線の量が少ないため作品を傷めにくいということなんですね。
ぜひ、みなさんも、これからの照明で、この秋、芸術を楽しんでください。


