
徳島県の山間部、上勝町(かみかつちょう)に棚田、いわゆる千枚田を持つ自治体や関係者が集まり全国棚田サミットが開かれました。
1995年に高知県で始まったサミットは、今回で17回目。人口約2千人の町に、全国各地から約500人が集まり、棚田の保全策や、棚田を生かした活性化策をめぐって
話し合いが持たれました。
上勝町には農林水産省の「日本の棚田百選」に選ばれる棚田など山あいに棚田の風景が広がっています。
整然と築き上げられた棚田には、先人の知恵と技術と苦労が詰まっていますね。こういった棚田は、米作りをする場としてだけでなく、いろいろな動植物を育み、雨水を蓄える「緑のダム」としても大切な役割があります。
しかし、この美しい棚田も過疎化と高齢化の進行で、今後どうなるのか、関係者は頭を痛めています。
今回の棚田サミットでは、都市部の住民に田んぼを貸し出すオーナー制度が定着しつつあることや都市部で暮らす人たちに保全の大切さを理解してもらい若者が地域に移り住んで後継者になってもらうなどの提言も出ました。
こうした、棚田の保全活動は、若い担い手の育成とともに進めなければならないと思いました。


