
これまで、極東アジアで氷河が存在できるのは、カムチャツカ半島が南端とされてきました。
ところが、立山カルデラ砂防博物館の福井幸太郎学芸員が、雄山や剱岳付近に氷河があることを確認したのです!!
そもそも「氷河」とは、雪が圧し固められてできた厚さ30m以上の氷が、通年で動いているもののことを指します。
万年雪が残る立山。
1年のうち、氷体の上に積もる雪が最も少なくなる9〜10月に調査が行われました。
5mほどのポールを氷に指し、GPSで位置を測定し、移動していることを確認。
常に雪崩の危険と隣り合わせの状態で調査が進められました。
今回の調査には、映画『剱岳−点の記』の撮影隊を支えた立山ガイドたちも同行。
国際ガイドの資格を持つ頼もしいスタッフとともに危険な調査に挑んだ、熱意あふれる福井学芸員の功績をご紹介します。


