
栃木県北部・大田原市では、震災で2千トン以上の瓦が廃棄処分となりました。しかし、処分できず行き場を失った瓦は増え続ける一方で、市は置き場にも苦慮していました。
そんな廃棄瓦の仮置き場を提供していたのが大田原市の「東京石材」。岩石を採取する事業を行っている会社です。
敷地内に仮置きされた膨大な数の瓦を毎日眺めているうち、どうにか処理出来ないかと真剣に考えるようになりました。社長自ら、色々な所に足を運んで、役に立ちそうな技術やアイディアを学び、園芸や外構用資材として再利用する事を思いついたんです。
瓦を砕いて小さくし、特殊な機械で角をとったらふるいにかけ様々な大きさの小石のような状態にしたものが商品の「テコラ」です。
そもそも瓦は良質な土と珪藻土で出来ている為、保水力があり、水はけもよく、鉢植えや樹木の育成にもピッタリ。また、遊歩道などの舗装材としても使用でき雑草も生えにくいそうです。
1月から販売を開始し、全国からの反響の大きさに社長自身が驚いていました。
土から出来たものが、土に帰る。地球の自然な形がここにあると感じました。


