
日野川は水質汚染が原因でサケの遡上が途絶えていて、成魚の確認はなんと61年ぶり。
水の汚れの原因は、昭和中期以降に造られたダムによって水量が減少し、川が撹拌されなくなり、川床などに土砂が堆積したことによります。雑草がはびこり、さらに撹拌されなくなるという悪循環で、魚の産卵に適した清流が失われていきました。
2000年には、日野川漁業協同組合、流域の環境団体、行政が「日野川流域交流会」を結成し、雑草の伐採や魚道の整備など、環境回復に取り組んできて、今回のサケ確認はその成果とも言えます。
同組合では、これを機に子供たちの環境学習の材料にしてほしいと、石川県の養殖場から仕入れたサケの卵を地元の小学校に贈り、孵化させ、先日3/17には日野川で稚魚2800匹の放流が行われました。
子供たちが育てたサケが数年後、元気に帰ってくることを願って。


