
太平洋に面した徳島県最南端の町、海陽町で
サンゴの一種、エダミドリイシが育てられています。
今年初めての試みで、サンゴの卵を採取して育てています。
ここの海は、海水がきれいで海中公園に指定されています。
海陽町宍喰浦(ししくいうら)の竹ケ島(たけがしま)海中公園に生息するサンゴのエダミドリイシが夏に産卵しました。
サンゴの産卵は8月の新月、大潮の前後に起きることが分かっていて、
竹ケ島海中公園自然再生協議会の4人が海中に潜り、
6カ所に設置した採卵器から直径約1ミリの卵数万個を採取しました。
卵は数時間後から次々に細胞分裂を始め、
やがて楕円(だえん)形の幼生となって泳ぎ始めたそうです。
現在5千個の卵からかえった幼生が地元の海洋自然博物館マリンジャムで育てられていて
育成の様子を見学できます。
2か月たって、ようやく目で見えるほどに育ってきましたのであと1カ月もすれば、
海に返されるということです。
水質に敏感なサンゴが育つ海を、これからも守っていきたいですね。


