
大分からは、「大学の構内で生息が確認された、オオイタサンショウウオ」の話題です。
環境省のレッドデータブックで、絶滅危惧種?類に指定されている、オオイタサンショウウオ。
名前からも推測できるように、大分県を主な生息地とする、体長15cmほどの両生類です。
発見したのは、大分大学教育福祉科学部・生態学が専門の永野昌博講師。
大学構内の水たまり(横1m×縦10m、深さ30cm〜50cmほど)をのぞいたところ、卵塊(らんかい:卵のかたまり)を見つけたそうです。
そこで、永野先生は、65ヘクタールある大学構内をくまなく歩き、23か所ある水たまりのうち、8ヶ所で生息を確認しました。
オオイタサンショウウオは、水たまりなどの"水辺"と"森"の両方がある場所に生息しますが、宅地開発などに伴い、その数は、減少しています。
その水辺、卵を産む水たまりにも、流れがないことや、他の魚がいないことなど、生息する条件が一段と厳しいようです。
環境の変化にとても敏感な生き物・オオイタサンショウウオを、永野先生は、現状を維持しながら、学生とともに生息できる環境づくりも進めていきたいそうです。
大学構内で育まれている命のサイクルに注目ですね。


