
名古屋市の南部を流れる「中川運河」をご存知でしょうか?
名古屋港から市中心部への物資輸送を目的に、今から80年ほど前に作られた運河で、かつては泳げるほどでしたが、工場・生活排水が流れ込んで水質が一気に悪化し、半世紀以上が経過しました。
そんな中川運河の環境改善・水質浄化に取り組むNPO「伊勢湾フォーラム」では現在、運河での真珠づくりに取り組んでいます。
去年は運河の上流約1kmに120個のアコヤガイを設置しましたが、水質が悪く、真珠ができる前に全滅しました。
そこで今年は海水が流入する河口に近い場所にアコヤガイ90個を設置し、このうち14個にうっすら真珠層を巻いた「赤ちゃん真珠」とも言えるものができました。
もちろん店頭に並ぶものとは比べられませんが、まさに「奇跡の真珠」と呼べるものです。
参加メンバーの女性の1人は「運河で真珠ができるなんてロマンチック」と喜びを表したそうです。
運河の浄化を目指す人たちにまさに宝石のプレゼントになりました。

