
青森ねぶたの発祥の地とも言われている青森市西部の油川地区。
この油川地区のまちづくりに尽力しているNPO法人「おいでよあぶらかわ会」では、
地区の空き家を再生して、子育て中の若い夫婦に安い家賃で貸す活動を行っています。
平成20年からスタートしたこの事業、これまでに手掛けた物件は約10軒。
地域のネットワークを活用し、空き家の修理・改修工事などは
NPOに参加する建設業者などが低コストで請負っています。
修繕費用は一時、NPOで立て替え、家賃収入を立て替え分の返済に充てています。
青森市内では、ここ数年の豪雪で、除雪がいき届かない空き家や
空き店舗が倒壊する雪害が問題となっています。
空き家の再生はリサイクルというエコ的な観点でもメリットはもちろんですが、
この雪害を防ぐという利点もあります。
「おいでよあぶらかわ会」の榊一江理事長は、
「空き家を壊すという議論ではじまるのではなく、同じお金を使うのであれば、空き家の再生や再利用を考えてもいいのではないでしょうか?」
と提言する一方で、
「子どもの声が聞こえないという町は寂しい。若い夫婦には、一軒家でのびのびと子育てをしてほしい」と話していました。


