
秋田県内陸南部、奥羽山脈の山懐に抱かれた山内(さんない)地区。
横手市立山内小学校と山内中学校は、合同で、保護者の応援のもと、飲料の空容器を回収して分別の上、資源活用ルートに戻す活動を13年以上継続しています。
この活動は、各家庭の瓶や缶などを収集してリサイクルを行うとともに、収益金を児童・生徒の様々な活動費用に活用したり、地区内の特別養護老人ホームなど福祉施設へ車椅子などを寄贈する資金にするために始まりました。
かつては小学校・中学校がそれぞれ独自に活動していましたが、児童生徒数の減少で、平成8年から、小中学校とPTAが合同でリサイクルを行っています。
年1回8月中旬から下旬に山内地域全域で行います。
活動1回あたりの平均参加者数は、小学生役160人、中学生約70人、PTA役20人の計約350人。
1回あたり3時間の活動です。
平成23年度は1.8L空き瓶4,055本、ビール大瓶4,980本、アルミ缶560kg、スチール缶70kgを回収しました。
リサイクル業者に引き取ってもらっています。
地域の学校とPTAが協力し合った活動で、不要物の投棄防止に役立っているとして、山内小学校は全国的な賞を受賞しました。
毎回、地域の全戸にお知らせし、当日玄関先に回収物を出してもらい、今年度はPTA以外からの参加があるなど、地域全体が協力して活動しています。
山内地区は高齢者が多く、児童生徒が来るのを心待ちにしているそうです。
活動を通じて、リデュース・リユース・リサイクルの3Rに関心が高まり、図工の材料をムダにせず、余れば再利用するなど、日常生活で実践する児童が増えています。
山内小学校では、このほかにもペットボトルキャップなどの回収、ふるさとの川の環境調査などを行っています。


