
今日は、「”よもぎの力”を借りて、美味しい滋賀生まれの豚を」という話題をお届けします。
さて、滋賀県では、昨年から”よもぎの力”を借りて、美味しい豚肉を生産する取り組みが本格的に行われているんです。
よもぎ、といっても、厳密には植物のよもぎでなく、よもぎに付着する微生物をさします。
自然界にあるもの全て、最後に微生物によって無駄なく分解されることで、その循環が続くものですよね。
その中でもヨモギに付着する様々な微生物は、水質浄化や発酵・消臭に効果があるんです。
そこで、NPO法人琵琶湖自然浄化プロジェクトのみなさんが開発したのが、化学物質を一切使っていない発酵菌液「よもぎの力」です。
これは生ゴミにかけると、生きている発酵菌が働き、悪臭をおさえることが出来るし、薄めたものを花壇や畑の土にかけると、土壌が活性化して発芽率がよくなる優れものです。
そして、この「よもぎの力」を使った発酵飼料を豚に餌として与えると、お腹のはたらきを整える作用があること、また排出物から悪臭がほとんどしないことがわかったんです。
そこで昨年から、地域で出た食品の食べ残しに、「よもぎの力」の働きを加えた特別な飼料を作って、「地産地消の近江豚」という名前で、市場に出す取り組みが進んでいます。
滋賀県のお肉というと、近江牛があって、近江シャモもあって、そしてまもなく、この「よもぎパワー」で育った「地産地消の近江豚」も登場しそうです。


