
宮崎県北部の「門川町」沖にある「枇榔島(びろうじま)」は、絶滅が心配されている「カンムリウミスズメ」の世界最大の繁殖地です。
「カンムリウミスズメ」の推定個体数は約5千から1万羽とされていて、そのうち「枇榔島」には約3千羽が繁殖していると推定されています。
そこで門川町では町を挙げて保護活動をすすめていて、地元の門川小学校では15年前から、毎年4年生が総合的な学習の時間に、生態に詳しい地元漁協関係者に話を聞きに行ったり、巣やふ化の様子などをDVDや手作り絵本で学ぶほか、「カンムリウミスズメ」の繁殖の妨げとなっている海の環境悪化をどう防ぐか考えるために、学校周辺の砂浜の清掃を年に3回行っているそうです。
こうした学習を受けた児童の中から身近な環境問題に興味を持つ子が現れて、「門川町をゴミのない町にしたい」という思いで、ゴミ拾いをしながら登下校をする児童もいるそうです。
「カンムリウミスズメ」から教えてもらった「自然環境を大切にする気持ち」が、これからも子供たちに受け継がれていって欲しいです。


