
鳥羽市の海の博物館では、漁業者・鳥羽市・学校と一緒に「アマモの移植」「アマモの種の採取」「アマモの種まき」を行うなど、アマモ場再生のための取り組みを続けています。
アマモは、海草(うみくさ)の一種でその群生地「アマモ場」は魚の赤ちゃんなどが育つ場所「海のゆりかご」と言われている程とても大切な場所なんです。
海草のアマモは陸上の植物と同じ種子植物で花を咲かせて種を作ります。栄養分は根から吸収するんです。昆布などと違って見た目も緑色。草が海水に揺られているのはちょっと不思議な景色です。
プランクトンが沢山繁殖したり、稚魚の隠れ場所になったり、水をきれいにする役割も果たしている“アマモ”
全国的な傾向ですが、三重県でも、50年前の100分の一にまで激減してるそうです。
海の博物館を始め地元の漁業関係者や学校が一緒になってこの「アマモ場」の再生に取り組んでいます。
種子植物ということですから、種で繁殖しますので、種が出来る今頃の時期に種の採取を行っています。
先日も海の博物館学芸員の指導のもと、近くの海岸で種とりのイベントが行われまして、私も見せてもらいました。
種とりが出来る期間は短いんです。
アマモの種は房状に並んでいるんですが一つ一つは緑色で小さいんです。種は海中では浮遊してしまい無駄になってしまうものが多いということで、房から離れてしまう前のこの時期に集めています。
採取した種は熟成させたうえで効果的に播いて「海のゆりかご」の再生ために使われます。
海の博物館ではイベントなどの機会にこども達がアマモ場に実際にいる小魚やカニなどを観察することでアマモ場の大切さを分かってほしいと話していました。


