
日向灘に面している宮崎県南部の日南海岸は、透明度が非常に高く黒潮の影響で温暖なため、テーブルサンゴをはじめとしたサンゴの群生や南方系の魚も数多く見られ、その美しさから昭和45年に国内で初めて海中公園、いまの海域公園に指定された場所です。
人気のダイビングスポットも数多くありとても綺麗な上に、昨年3月には九州最大級のテーブルサンゴ群生地も発見されました。
ところが海域公園指定から40年以上経って、海中の環境が変化しているようで、近年オニヒトデの大量発生などで食害が急速に広がっているようなんです。
これまでは地元自治体や漁協、ダイビング関係者などが個別にオニヒトデ駆除などの対策を行ってきましたが、急速な食害の広がりへの対策や海中環境の調査などをより進めるため、宮崎県や日南市、串間市、宮崎大学、地元の各漁協、ダイビング関係者ら11団体が集まり、先月11日に「日南海岸サンゴ群集保全協議会」が設立されました。
今年10月から活動を開始するということで、これ以上サンゴの食害が広がらないように官民一体となった対策が期待されています。

