
今日は、東京都・葛飾区にあります水元公園からの中継です。
この水元公園は、川に沿って作られた都内で最大の水辺の景観をもった公園です。園内には、池や水路が走っていて、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった水辺で育つ植物を多く見ることができます。
そんな水元公園の中にある「ごんぱち池」で、アサザがキレイな花を咲かせています。
アサザは、池や沼などの浅瀬に育ち、夏になると3センチほどの小さな黄色い花を見せてくれます。
かつては、本州でも広く分布していましたが、開発の埋め立てなどで生息地が激減。 現在では、環境省の準絶滅危惧種に指定されていまして、都内で自然に生息しているのは、この周囲300メートルの「ごんぱち池」だけなんです。
そのため水元公園では、このアサザを保全しているんですが、栽培に関する情報が少ないため、古い文献などを頼りに手探りで育てているそうです。
また、アサザの絶滅を避けるため、今いる「ごんぱち池」から株分けして公園内の別の池でも移植を試みています。
こちらの「ごんぱち池」は、普段は、環境保護のため立ち入りが禁止されていますが、9月10日までは、花が開く朝方(午前9時から10時)のみ池のほとりの木道を開放しています。
今、530輪ほどが咲いていますので、可憐な花を観察しながら、追い詰めてしまった環境についても考えてほしいですね。


