
今日はカキ殻を使った干潟の再生実験のお話です。
遠浅の干潟に豊かな生態系を育む福岡県南部にある有明海。
しかし、最近はアサリなどの2枚貝の不漁が深刻な問題となっています。
そんな有明海に、カキ殻をいれて干潟を再生する実験が始まりました。この実験は、大学の研究者などで作る「有明海再生研究会」が、地元のNPO法人SPERA森里海や漁業者の協力を得て、取り組んでいるものです。
先日はなんと、8.8トンものカキ殻が投入されたそうです。
研究会によりますと、デコボコした形状の牡蠣ガラを入れることで、ヘドロ化した貧酸素状態の干潟に、大小さまざまな空間ができ、酸素が供給されるようになります。
するとゴカイやエビ、カニなど様々な生き物が住み着きやすくなるんです。また牡蠣ガラの主成分である炭酸カルシウムは水質浄化の期待もあります。
水質が良くなると、基幹産業でもある、のりの養殖にもプラスになると、期待されています。有明海の海苔が更に美味しくなったら、それはカキ殻のおかげかもしれませんね。


