
「半農半芸」とは、半分農業、半分芸術という、新しい山村での暮らし方というところでしょうか。
福島県西会津町には、旧新郷中学校の木造校舎を生かして改装された「西会津国際芸術村」という施設があります。
これまでリトアニア、ポルトガル、アメリカなど海外から芸術家が来て、西会津の自然豊かな場所で暮らしながら、作品を作り上げてきた場所です。
現在もここで作品を作りながら、農業を営む日本人アーティストもいます。
豊かな自然があるからこそ、その場所で、食べ物という命を育んだからこそ、素晴らしい作品が出来ると、その方はおっしゃっていました。
取材のときには、そのアーティストが作った瑞々しく美味しいプチトマトをご馳走になりました。
築60年以上も経過するこの元校舎は、壊れたところを直し、丁寧に使われてきたからこそ、今も、新しい命を得て現役として活躍しているのです。
この芸術村を拠点として、自然織といった機織りの教室や、町の中にある休耕田を使って菜種油を採ったりといった活動をしています。
地元の学校の生徒さんも体験授業をすることもあります。
豊かな自然の中で育まれた環境に優しい暮らしは、芸術という新しい切り口から発信することで様々な人達の心に響くのではないでしょうか?
これからますます注目される生き方だと思います。
※画像上から
(1)芸術村内の廊下
(2)芸術村で展覧会を行ったアーティスト アヤスズキさんの作品
(3)アヤスズキさんの作ったトマト。紅涙(こうるい)という会津地方の品種


