
1990年11月11日の雲仙普賢岳、最初の噴火から、23年がたとうとしています。
山頂付近にはまだ爪あとを残していますが、随分と緑も戻ってきました。
近年、火山の副産物を利用した地元の特産品が多く誕生しています。
当時最も厄介とされていたのが、降り積もる火山灰でした。
この火山灰を多く含んだ土壌を利用した、大根・人参など地元島原のブランド野菜の開発。
そして、島原焼きの陶器の釉薬など、活用の場が広がっています。
中でも人気を呼んでいるのが「灰干し ひもの」です。
機械や天日で乾燥させる干物とは違い、空気にさらされないため生臭さや、脂質の酸化も抑えられています。
おかげで切り口は、まるで刺身のように新鮮です。
干物と言っても「焼く」だけではなく「煮る」「蒸す」など様々な調理可能な素材となっていて、地元ではイタリアンやフレンチの素材にも使われています。


