
2014年1月に村から市になりました滝沢市にある、盛岡農業高校の学生が考えた「アッケシソウ」という植物を使った研究プロジェクトについてご紹介します。
実はこの「アッケシソウ」、塩分濃度が高い場所でも育てる事ができる「塩生植物(えんせいしょくぶつ)」といわれる植物の仲間で、塩分を根から体内に取り込む特徴があるんです。
この特徴に着目した盛岡農業高校の学生が、この「塩生植物」を植えることで津波の被害を受けた田んぼの塩分を取り除く事ができないかと考え、東日本大震災が発生してから1〜2か月後、研究を始めました。
このプロジェクトが動き出した当初は「アイスプラント」や「ソルトブッシュ」という様な別の植物で研究をしていたんですが、岩手の様な寒い環境でかつ田んぼの様な湿地でも育つ「アッケシソウ」に切り替え、去年、実際に田んぼに植える実験を行いました。
実は「アッケシソウ」は以前岩手の沿岸地域に野生で生えていた植物だということで、岩手の地に馴染んだ植物でもあるんです。
その気になる結果なんですが、塩分濃度を「お米を栽培できる濃度」にまで下げることが出来、津波で被災した田んぼでも活用できるという結果になりました。
被災地への想いと、植物と日々向き合っているからこそ思いついたアイデアですよね。


