
2013年9月、隠岐が世界ジオパークに認定されました。
火山活動で誕生した大地が、氷河期と温暖期を繰り返すことで形成された隠岐諸島。
地球の変遷を知ることができる貴重な地形・地質、独自の生態系と、豊かな自然の中で育まれた伝道文化が高い評価を受けました。
その文化の一つとして、隠岐には「地下仕事(じげしごと)」という言葉があります。これは祭りの前に森や海岸の掃除を行う風習です。
「農業や漁業は生き物を相手にしているので、環境に配慮しないと作物は育たない。」
そんな意識が、古代から現代に至るまで連綿と受け継がれているのです。
「こういった意識が島民全体に根付いていることが、世界ジオパーク登録につながったのではないか」と島民は語っています。
そして今、島が力を入れているのは、隠岐の魅力を語ることができる民間ガイドの育成。
民間のガイド組織の「隠岐ジオパーク戦略会議」は、去年、島民を対象に隠岐の良さを再発見する学習会を50回ほど開き、およそ2000人が参加しました。
隠岐の人口はおよそ2万人なので、なんと島民の10人に1人がこの学習会に参加していることになります!
隠岐ジオパーク戦略会議のスタッフは「単なる「観光情報」としての隠岐ではなく、長い歴史文化の中で培われて来た「隠岐の知恵」を伝えたい。」と語っていました。


