
今日は福岡県の朝倉市にある黄金川(こがねがわ)にだけ生息する、「スイゼンジノリ」の保全活動のお話です。
スイゼンジノリは川茸(カワタケ)の一種で、昔は江戸幕府にも献上されたという高級食材です。現在は食育の一環として、地元の小学校の給食にも登場し、子ども達が故郷を知るきっかけにもなっています。そのスイゼンジノリがいま、絶滅の危機に瀕しているんです。
その原因は上流のダムや農地整備などの環境の変化による水量の減少。
これまではノリ業者により地下水をポンプで汲み上げて水量を保っていましたが、経営難によりポンプの停止が決定。ポンプが止まれば川は枯渇します。
黄金川を枯渇させてはいけない、地元の有志により、朝倉市へ要望書が提出され、行政もコレに応え昨年から対応に乗り出し始めました。
まずは市の予算で当面のポンプの運営費をまかなう事が決定。
しかし、抜本的な対策はこれからです。
現在は定期的に勉強会などを行い、川の再生に必要な対策、そしてスイゼンジノリをもっと広く知ってもらおうという活動を行っています。


