
松井秀喜さんの出身地・能美市根上町にある根上山には、根上松(ねあがりのまつ)という町名の由来となっている14メートルを超える大木があります。
しかし9年ほど前ぐらいから松くい虫の被害が深刻になり、根上山だけで3年間でクロマツ約1000本が伐採されたそうです。
そこで地元の住民の皆さんが、松林を再生させるために「高坂・根上町緑を守る会」を立ち上げました。
まず、伐採された1000本もの木を人力で運び出すのに2年間を費やしました。
その後、企業や学校、自治体やボーイスカウトなどの地域の皆さんに呼びかけ植樹を行い、これまで植えた木はなんと1300本!
マツを植えた防災林、サクラを植えた憩いのゾーン、多くの野鳥が訪れる雑木林という3つのゾーンにわけています!
木を植えるだけでは育たないので、雑草の刈り取りなどの掃除や、松くい虫を防ぐ薬剤を散布なども行っています。
また、松くい虫の被害にあってしまった木は、木材のチップにして山を一周する散策道を作りました。
木材100トン分を使って去年ようやく完成した道はウォークングコースになっています。
こうした活動によって根上松は大きな被害をまぬがれていますが樹齢130年を超えるため、後継となる木を育てる活動を地元の子ども達と共に行っています。
グループの代表の北村共二さんは「木を育てるのは子育てと同じ。成木になる日まで最後まで面倒を見たい」と父親の気持ちで話して下さいました。
今では植樹された木1300本は間伐しなければいけないほどに見事に成長!間伐材の利用方法を探していますので、ぜひいい方法があれば教えてくださいね!


