
神奈川県・相模原市にあります麻布大学獣医学部の展示コーナーで、ただいま、「タイガフォーラム〜トラと家具?ロシア極東の森でいま起こっていること」が行われています。
タイガというのは、ロシアにある人の手の入っていない原生の森がある地域ことで、ロシア極東の中でも、アムールトラを頂点とする豊かな生態系が残る数少ない場所の一つです。
ロシア極東で伐採された木材の行先は2000年ごろまでは日本でしたが、現在ではほとんどは中国に渡っています。
でも、中国で加工された家具や建材などは、また日本にも輸出されているんですね。
ただ、海外のNGOの調査では、5割から8割が違法伐採の疑いがあると指摘されていて、アムールトラが暮らす森の破壊につながっています。
このように「タイガの森」は、現在も森林伐採や開発のリスクと隣り合わせですが、先祖から受け継いできた暮らしをしている先住民族の「ウデへ」が、タイガをまもるためにいろいろな活動をしてきたため、かろうじて森が残されているということなんですね。
今回の展示では、タイガの美しさ、森とともに生きる先住民族「ウデヘ」のたくましさ、そして、家具を通じた日本とタイガのつながりを伝えています。
私たちの使っている家具も、どこの木を使い、どんな風に作られているのか、関心を持っていきたいものですね。
また、ドキュメンタリー映画「タイガからのメッセージ」上映会を東京都内で毎月1回のペースで行っています。
最も近い日程は、6月27日(金)19:00から(要事前予約)です。
詳しくは、タイガフォーラムにお問い合わせください。


