
札幌近郊の町である南幌町では森林がないため、町独自で開発した稲わらを原料としたペレットの製造と、その利用法に取り組んでいます。
農業が盛んな南幌町なので、稲わらは大量にでますが、それをバイオマスエネルギーとして資源化し、ペレットの原料に活用する取り組みは全国でも初めてです。
稲わらを水田に肥料としてすき込む場合は、排水性のよい、乾いた田んぼを対象としますが、南幌町は、泥炭地質で、すき込んだ稲わらがかえって害になることが懸念されていて、すき込み以外の利用法を模索していました。
そこで、地元の企業や研究機関と協力して、稲わらのペレット化を成功させました。
ただし、木質に比べて発熱量が少ないため、木質ペレットと1対1の割合で混合して、南幌町内にある温泉施設の給湯ボイラーに使用しています。今後は町役場の暖房に使用しようとしています。
こうした新しい試みが進んで、地域循環型社会づくりが進んでゆくと良いですね。


