
2001年度、バナナは世界129カ国で生産され、およそ1億トンの「実」を収穫しました。ですがその「実」の収穫量に対して、バナナの「茎」など廃棄される分の量はおよそ10億トン以上。
「実」以外は焼却処分されてしまうそうです。そこで、ここ近年。その廃棄されるバナナの「茎」に注目が集まっています。
バナナの茎からは大量の繊維を取り出すことができるんです。そのバナナの繊維を再び資源化するために、越前市の和紙製造会社が、その「バナナの『繊維』を100%使った和紙」の機械生産技術を開発しました。
細かくしたバナナの繊維を水に溶かして紙に漉くんですが、出来上がりはうすい茶色で「繊維」も紙の表面に見られます。
その「繊維」がゴールドの模様のような感じに見えて、紙に高級感を与えてくれています。(ちなみにバナナからできていますが、あくまで繊維から作られたものなので「香り」はしません)
何もしなければ廃棄処分されるだけのものも、手をかけてあげれば十分活用できる。バナナの繊維はそんなことを教えてくれました。


