
西日本で2番目の高さを誇る四国山系、剣山。
頂上に向けて登山リフトが通じ、今年は、国定公園指定50周年にもあたります。
この山頂に最新式の水洗トイレが設置されることになりました。現在、頂上付近に公衆トイレがありますが、建築後40年が経過して、老朽化しています。
新しいトイレは幅11メートル、長さ7メートル、高さ4メートルの鉄骨平屋建て。
屋根は緩やかなアーチを描き、地元の木材を利用します。
外観はダークブラウンで周囲の景観と調和するよう配慮されます。
さて、手洗い用の水は、雨水を活用するほか、水洗の水は手洗い水や汚水を浄化処理して再利用します。
さらに、汚水は海のカキ殻を使った処理槽などで浄化するシステムです。
屋根には太陽光パネルを張り発電分をバッテリーに蓄電、停電時などに利用できるようにします。
このように、バイオ技術を活用して処理した再生水を利用するなど、環境に配慮した設計になっているほか登山者の緊急避難・救護場所としての機能をも備えて今年中の完成を目指しています。

