
秋田県林業育成協会は、戦争で荒廃した県内の森林の復興をめざし、昭和25年に発足しました。
現在まで60年以上にわたり、森林造成活動を行っています。
秋田県林業育成協会は、秋田県内で、自ら森林を管理することが困難な土地所有者に代わり、分収林事業を通じて、地球・自然環境の保全といった森林の持つ公益的機能の維持増進のため、森林整備を行ってきました。
戦争中の過度の伐採による森林破壊、戦後復興の資材確保のための伐採で秋田県内の山林は大きく荒廃しました。
県内河川の洪水被害も想像絶したそうです。
このため、国を挙げての国土緑化運動の一翼を担い、県内で造成した分収造林はおよそ8,000ha。
その結果、秋田杉造林地面積などが全国一になりました。
洪水被害が激減したほか、地球温暖化防止につながるCO2吸収といった森林の機能増強に大きな効果をもたらしました。
平成16年からは、中国甘粛省でも森林造成活動を行って、活動の輪を広げています。
中国甘粛省は中国西北部の黄河流域に位置します。
黄土の丘陵地帯で雨が少なく、山地の植生も極めて乏しい土地です。
このため洪水・土砂流出・砂嵐が農業に大打撃を与え、農民の生活を脅かしていました。
秋田県林業育成協会は、甘粛省蘭州市、敦煌市でモデル林や防風林を造成して、日中友好交流の促進にもつなげました。
平成18年には、秋田県と蘭州市の高校生が、甘粛省で植林を体験しました。
県内はもちろん、海外にも目を向けた地球温暖化防止活動の取り組みは、高く評価されています。


