
日本全国の海岸に広がる美しい松林。福岡の海岸にも「日本の白砂松青100選」に選ばれた美しい松林があります。
その松林が今、松枯れや荒廃により危機に瀕しています。
原因は様々ですが、一番は住民の松林への関心が薄れ、積極的な保全活動が維持出来なくなっている事です。
なんとか住民に関心を持ってもらい、松葉かきを住民で行える仕組みづくりが出来ないか。そう考えた時、一つのアイデアが浮かびました。
それは松葉を「堆肥」にする、というものです。
その堆肥でおいしい野菜育て、地域に還元する。自分たちで集めた松葉がゆくゆくは自分たちが食べる美味しい野菜に変わる。そうなれば、学校や自治体で保全活動に参加してくれる団体が増えるのではないか。
そうして始まった松葉の堆肥作り。松葉は堆肥になりにくい、そう言われていましたが、福岡市の市民団体により研究を重ね、見事堆肥化に成功。これから成分を分析し、より良い堆肥にする段階に入ります。
資源の循環と、松林の保全だけでなく、地域の住民同士を繋げる活動としても期待される、「松葉を堆肥作り」。福岡市の共働事業としても採用され、これから3年かけて仕組み作りを目指して行きます。成功すれば全国の松林の保全活動としても、広がるかもしれません。


