
水産資源の豊富な三重県ですが、海では海藻が生えない磯焼けが進みつつあります。そんななか魚の住処やあわびやサザエのえさとなる海藻の「アラメ」を増やそうと、志摩市の波切漁港では、先日アラメの苗が海底に沈められました。
志摩市は海女漁が盛んな地域です。海女さんや漁師さんらで作る地区の海岸環境保護協議会が行ないました。アラメの苗をつけたコンクリートブロックを鉄のフレームに取り付けて船からクレーンで湾内に設置しました。
※畳1枚ほどの鉄枠に6個のブロックをつけたものを10台。ブロックには長さ20センチほどに伸びたアラメの苗を針金で取り付けられています。
この試みは去年から行なわれていて、去年は湾の外に10基設置したものの、台風などの影響で残念ながらうまく育たなかったそうで、今年は湾内で育つことが期待されています。
ところでこの作業に当たったのは主に男性の海士(あま)さん。女性の海女さんが減る中、男性の海士さんは徐々に増えているそうです。
アラメなどの海藻が茂って、おいしい海の幸がこれからも男女のあまさんらによって採れつづけるように願ってやみません。


