
絶滅危惧種に指定されている「めだかの生息地」で、めだかとともに育てている、お米『めだか米』をご紹介。
めだか米は 主に太平洋側に生息する南めだかの北限の地と言われる岩手県一関市門崎地区で作られているお米です。
めだかは、灌漑期には主に水路などで生息し、田んぼに水が入ると同時に田んぼに移動し生息するという昔ながらの生体を残しています。
そこで、門崎地区では、このめだかを『地域の宝』として保護していこうと平成16年から、田んぼにめだかが入りやすい環境を整備するなど、農事組合法人「門崎ファーム」と「岩手大学・農学部の研究室」が連携し、保護活動に乗り出しました。
具体的には、水路をコンクリートではなく、土で造る土水路に変えたり、水路の水かさを上げたり、お米は、めだかにやさしい減農薬・低化学肥料で栽培するなど努力を重ね、結果、より多くの繁殖に成功しました。
そんな取り組みを、広く知ってもらおうと、先月5月17日には地域の皆さんが参加して恒例となった『めだか米』のお田植え会が開かれ、家族連れなどが めだかが泳ぐ田んぼでの手植えを体験しました。
他にも毎年、6月から7月にかけては、めだか観察会を開いたり、夏休みには首都圏の子供たちを招いて自然観察会、秋には稲刈り体験と、様々な体験学習を通して子供たちに自然の魅力を伝えています。
今の子供たちが大人になっても、メダカが住み続ける、そんな自然豊かな環境が、これからも続いて欲しいなと思います。


