
長野県松本市に活動拠点を置く「松本ホタル学(まなぶ)会」は、ホタルの棲める自然環境の保全に取り組んでいます。
生態学を専門とする信州大学特任教授の藤山静雄さんや、松本地域でホタルの保護活動や環境保全に取り組む市民団体などが中心となって、2012年に設立されたこの「学会」。
活動のテーマは、「ホタル“も”棲める良い自然を」。ホタルに限った保護活動ではなく、多様な生き物が棲める環境作りこそホタルが自然に育つ自然環境であると、豊かな生態系作りの大切さを県内外に発信しています。
これまでホタルの学習会や観察会、講演を開いたり、ホタルの住む水路作りの助言を行ったり、ホタルを通して自然を学ぶ活動を各地で展開。
市内の「庄内北公園」の水路作りでは、藤山さんの助言の下、ホタルの幼虫と共に、ホタルが生まれた環境の泥や植物をも一緒に移動させる生息環境作りを進め、今では多いときで千匹ほどのホタルを見ることができます。
こうした環境活動は全国の市民団体からも注目され、講演に出向く日々の藤山さん。活動を全国に広げていきたいと意気込んでいました。
写真:庄内ほたると水辺の会所蔵


