
徳島県南部には毎年この時期、「アカウミガメ」という大きなお客様がやってきます。
その中でも、県内でも有数の上陸数を誇る美波町・大浜海岸には全国でも珍しい「うみがめ博物館カレッタ」という施設があり、カメの進化の過程や生態などを学べ、それだけでなく保護活動も行っています。
大浜海岸での活動は昭和25年から続く、歴史あるもの。食糧難だった当時、肉をとるために殺されてしまったウミガメを見つけた近くの中学校の生徒たちが、二度とこんなことが起こらないようにウミガメについての情報を日本中に伝えたいと、ウミガメ研究会を発足し、ウミガメの産卵回数の記録や飼育研究を始めました。
戦後の混乱期といわれるこのような時代に、国内でも先駈けて地元の生き物を見守り、記録に残すという取り組みを始めた「ウミガメ保護発祥の地」なんですよ。
当時の中学生らの手によって孵化したアカウミガメ、カレッタで飼育されているんですが、現在は1mを超え、飼育記録が残るウミガメでは、世界最高齢と言われているそうですよ。

